私の浪費癖が治った方法と効果が無かった方法を教えます【体験談をもとに解説】

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  • 貯金がいつもできない
  • 自分の浪費癖を治したい
  • 治そうと思っても誘惑に負けてしまう

こんな悩みにお答えします。

筆者の私も浪費癖に悩み、物欲まみれのアニメグッズまみれだった過去があります。

しかし、子供が産まれたことをきっかけに「浪費癖を治したい」と強く感じるようになりました。

この記事では。そんな私が浪費癖を治すために実践して「浪費癖が治った方法」「浪費癖が治らなかった方法」について解説していきます。

早速見ていきましょう。

もくじ

私の浪費癖エピソードを紹介

浪費癖を治すために実践したことを話す前に、私の浪費癖エピソードについて話していきます。

浪費癖は、私の生活に大きな影響を与えていました。

さまざまな形でお金を無駄にしていた経験から、どうしても浪費を止められない時期がありました。

ここでは、私がどのようにして浪費していたのか、具体的なエピソードを紹介します。

ゲームに9万円の課金

私は「グラブル」というスマホゲーが大好きで、一か月に9万円も課金してしまうほどでした。

新しいキャラクターが登場するたびに「今度こそ!」と思って課金してしまうのです。

しかし、9万円課金したところで目当てのキャラクターがゲットできないこともあり、後で後悔することもしばしばでした。

アニメが大好き

私は大のアニメ好きでして、高校時代(大人になっても少しだけ)アニメグッズを買い漁ってました。

テレビでたまに見る「痛バック」なんてのも自分で作って、ニヤニヤしたりもしてました。笑

オタク特有の浪費癖も健在です。

ほかにもフィギュアやタペストリーなど、自分の推しのグッズには惜しみなく散財して部屋に並べたりもしていました。

今となっては、「なんであんなに狂ったように買ってたのだろう・・・。」と言う気持ちでいっぱいです。

セールで要らないものまで購入

ショッピングが好きってわけではないですが、「今だけの限定価格ですよ!!」って言われると気持ちが高ぶってしまいます。

「お得だから」という理由で、必要のないものまで購入してしまうことがよくありました。

なので、我が家のクローゼットには一度も使っていない服やアクセサリーが山積みになって放置されていました。(現在は売却済み)

食費の半分が外食

仕事が忙しいことを言い訳に、外食や出前に頼ることが多かったです。

外食は手軽で美味しいので、ついつい甘えてしまい、食費が膨らんでいくばかりの状況・・・。

出前(ウーバーイーツ)は実店舗と比較しても割高です。(以下記事参照)

そんな状況で月々の食費を計算してみると、その半分以上が外食に使われていることに気付きました。

浪費癖の原因とは?

浪費癖は、自分の経済状況を悪化させる大きな要因となります。しかし、その原因は人により異なります。今回は、一般的な浪費癖の原因をいくつか探ります。

  • お金の知識がない(マネーリテラシー)
  • お金の流れを把握していない
  • 趣味にお金をかけすぎている
  • 貯金する気がない

順番に見ていきましょう。

お金の知識がない(マネーリテラシー)

お金の知識がないことは、浪費癖の一つの大きな原因かもしれません。

マネーリテラシーとは、お金に関する知識やスキル、行動を指します。

余談ですが、世界的にも日本人のマネーリテラシーは高いとは言えません。

リテラシーのある成人割合
1位:デンマーク71%
1位:ノルウェー71%
1位:スウェーデン71%
4位:カナダ68%
4位:イスラエル67%
38位:日本43%
S&P Global Financial Literacy Survey(2015)より筆者作成

マネーリテラシーが低ければ、お金の正しい使い方がわからずに浪費してしまうのです。

お金の流れを把握していない

お金の流れを把握していないと、どこに無駄があるのか、どの部分を改善すればよいのかを理解することが難しくなります。

収支と支出の流れがわからなければ、家計の負担がわからずどんどん使ってしまいがちです。

収入と支出を記録することで、自分のお金の流れを把握し、必要な部分にだけお金を使うようになることができます。

趣味にお金をかけすぎている

趣味は人生を豊かにするために重要なものですが、趣味にお金をかけすぎると、その分他の大切なものにお金を使うことができなくなるかもしれません。

総務省の家計調査によると、一か月あたりの平均的な娯楽費用は約2万円とされています。

つまり、これ以上のお金を趣味に費やしている人は浪費していると言えるでしょう。

趣味にお金を使うこと自体は悪いことではありませんが、バランスを保つことが重要です。

貯金する気がない

貯金する気がないというのは、浪費癖の直接的な原因とも言えます。

貯金することで将来のための資金を確保することができます。貯金は、予期せぬ出費や退職後の生活費など、様々な事情に備えるために重要です。

浪費癖に効果が無かった方法

浪費癖を改善しようと試みたことは数々ありますが、その中でも特に効果が感じられなかった方法をご紹介します。

  • 家計簿を付ける
  • 先取り貯金する
  • 我慢する

順番に見ていきましょう。

家計簿を付ける

まず、家計簿を付けるという方法です。

家計簿をつけることで日々の支出を把握し、自分の浪費を洗い出して徹底排除しようと試みました。

しかし、結果としては効果なしでした。

そもそも、継続して家計簿をつけることが出来なかったのです。いわゆる三日坊主でした。

さらに、ズボラな私はレシートをポケットに入れてしまう癖がありレシート紛失により後から購入履歴が負えなかったのです。

上記のようにグタる日が増えて、いつしか家計簿を書かなくなってしまいました。

先取り貯金する

先取り貯金という方法も試みました。

給料をもらったら即、貯金用口座へ入れるという方法で実践しました。

普段使いの口座からお金を切り離すことで、自分が使える金額を減らすというものです。

しかし、これもまた浪費癖を止めるには至りませんでした。

私の内に秘めた浪費癖を抑えれません。あくる日には物欲まみれでATMからお金をおろしてしまいました。

結局、銀行口座からお金を引き出してしまったのです。

我慢する

最後に、我慢するという方法です。

私が我慢したものは以下です。

  • ソシャゲ
  • お菓子や外食

結論、浪費癖は治りませんでした。

最初はうまくいきましたが、逆にストレスが溜まり、反動でより一層浪費してしまう結果となりました。

ただ無理に我慢するのではなく、自分が何にどれだけお金を使いたいのか、そのバランスを見つけることが大切だと気づきました。

【体験談】浪費癖が治った成功事例

先ほどは実践しても浪費癖が治らない方法を解説してきましたが、次は「浪費癖に効果があった」方法を解説します。

私の浪費癖が治った方法は以下の通りです。

  • 子供が産まれて意識が変わった(変えた)
  • 家計簿アプリを使った
  • 部屋のものを徹底的に断捨離
  • ミニマムに生きる
  • 日本円以外で貯金する

順番に見ていきましょう。

子供が産まれて意識が変わった(変えた)

これが一番の要因かもしれません。

子供が産まれたことで現在の貯金、そしてこの生活スタイルに危機感が生まれました。

「子供には幸せな暮らしをさせたい」「お金で不自由な思いをさせたくない」

と感じるようになり、お金に対しての意識が変わりました。

子供がいない人にとってはマネできる改善方法ではないかもしれません。

しかし、意識を変えるきっかけがあれば危機感が生まれ、あなたの浪費癖も治るはずです。

家計簿アプリを使った

次に取り組んだことは、自分の支出を把握することでした。

一度は家計簿を付けることに失敗した私ですが、今度は「家計簿アプリ」を使って家計簿を運用することにしました。

結果として、今度は家計簿をつけることに成功したのです。

私が使ったのは「マネーフォワード」という家計簿アプリです。(以下でも紹介しています。)

マネーフォワードの最大のメリットは、完全自動で家計簿が更新されることです。

以下は私が実際に使ってるマネーフォワードです。

この通り、分類別で分けてくれます。もちろん、完全自動で入力されています。

我が家のマネーフォワード

ズボラな私にとって、ありがたい機能でした。手間いらずで更新してくれるので続けることが出来たのです。

そして、家計簿から私の無駄遣いを洗い出し徹底排除しました。

結果、浪費癖がなくなり貯まることのなかった銀行口座へお金が増えるようになったのです。

また、普段からマネーフォワードをチェックすることで危機感が芽生え浪費癖がなくなりました。

部屋のものを徹底的に断捨離

次に、部屋の中の物を徹底的に断捨離しました。

  • アニメグッズ
  • 漫画
  • ライブグッズ

私は上記を断捨離していきました。

思い入れのあるものばかりでしたが、今後の生活を考えたら不要な物ばかりなので、何も考えずに断捨離していきました。

ほとんどは買取店やメルカリで売却、思い入れのあるグッズは友人に譲って、家を更地にしていきました。

断捨離を上手く成功させるコツは覚悟を決めることと、何も考えないことです。

不要な物を捨てることで、私は本当に必要なものだけを保つことができました。それにより、新たな物を購入する衝動を抑えることができました。

ミニマムに生きる

断捨離したことで、部屋の中にたくさんの物を置きたくない。という感情が芽生えたのです。

浪費家時代の私の家は、いろんな物があふれかえっていました。

しかし、今は必要最低限しかありません。すべての物に「一軍」しかない状況です。

すべて一軍なので、今あるものすべてに愛着があります。浪費家時代には無かった感情です。

ミニマムに生きることで、グッズを買うことも減り浪費癖を抑えることが出来ました。

日本円以外で先取り貯金する

先ほど試した、先取り貯金には重大な問題点がありました。

それは、「貯金しても結局使ってしまう」ってことです。

貯金しても簡単におろせてしまうので、物欲の強い私には効果が無かったのです。

そこで、「日本円以外での先取り貯金」を実践しました。

結果として大成功です。

現在私が先取り貯金しているのは以下の2つです。

  • 積立NISA(新NISA)
  • 仮想通貨(ビットコインとイーサリアム)

日本円以外に変えること自体難しそうと思うかもですが、コインチェックとSBI証券でカンタンに「仕組化」できます。

最初の設定だけしてしまえば、給料が入ったタイミングで完全自動で手間いらず貯金です。

手間いらずで貯金出来るのでオススメです。

これらの方法は、私が自分の浪費癖を克服するのを助けました。私がこれらの手法を実行した結果、私はより財政的に責任ある生活を送ることができ、より充実した生活を送ることができました。

家計簿アプリが浪費癖を治すカギ

私の浪費癖を治した大きな要因の1つは、家計簿アプリを効果的に使うことが出来たからです。

家計簿をつけることで、家計の支出と無駄な浪費を可視化することが出来ます。

結果として、無駄な浪費を抑え節約につなげる助けになります。

しかし、家計簿をつける習慣のない人にとっては継続することは難しく挫折しがちです。

そこで、今回は家計簿アプリを用いてズボラな私でも出来た方法を紹介していきます。

クレカ決済に変える

可能な限りクレジットカード決済に切り替えます。

クレカ決済に変える目的は、家計簿アプリへ自動記録させるためです。

ズボラな私はレシートを捨ててしまい、家計簿に記録出来なくなることが多々ありました。

しかし、クレジットカードなら家計簿アプリに完全自動で記録されるのでレシートを無くてもOKです。

また、副産物としてクレカのポイントが貯まるのも嬉しい点です。

家計簿アプリに口座を紐づける

次は、家計簿アプリに自分の銀行口座とクレジットカードを紐づけます。

私は「マネーフォワードME」という家計簿アプリを利用しています。

家計簿 マネーフォワード ME

家計簿 マネーフォワード ME

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アプリに紐づければ、自分がいつ、何に、どれくらいの金額を使ったのかを手元のスマートフォンで簡単に把握することができます。

さらに、食費や雑費など自動で分類してくれます。

これは、自分の出費パターンを理解し、無駄な浪費を改善するための重要なステップです。

支出を把握→予算をざっくり立てる

家計簿の自動化に成功したら、自ずと支出の傾向が見えてきます。

無駄な支出を見つけたら、反省点を参考にして来月の予算を立てて行きましょう。

しっかり反省して、無理のない予算を立てることが重要です。

ざっくりでOKなので、来月分の予算を分類ごとに決めていきましょう。

継続する

あとは繰り返し継続あるのみです。これが一番重要で一番難しいことです。

  • 毎月の予算を立てる
  • 予算に収まるようにやり繰りする
  • 月末に実績を確認する
  • 反省点を改善して、次回の予算を決める

この流れで家計簿を継続して運用していきましょう。

完璧を求めすぎないことが継続のコツです。家計簿は継続することで効果があります。

私は家計簿アプリが性に合ってましたが、「何か違うな・・・」と思えば紙媒体の家計簿も試してみてもいいかもしれません。

自分なりのスタイルを見つけることも継続するコツです。

以上が、私が浪費癖を治すために家計簿アプリを使った方法です。これにより、私は浪費癖を克服し、より健全な財政状態にすることができました。あなたもぜひ試してみてください。

浪費癖が治ったマネーハック術

浪費癖を治す上でのマネーハック術を紹介します。

マネーハックとは、「ラクをしてお金を貯める手法」です。

ここではそんな手法を少しだけ紹介します。

  • ストレス発散はコンビニで
  • ミニマムな財布を使う
  • 身に着けるものの価値を下げる

順番に見ていきましょう。

ストレス発散はコンビニで

日々の生活でストレスがたまり、衝動買いをしたくなる瞬間は誰しもあると思います。

しかし、そんな衝動買いに後悔してしまう経験もありますよね。

もし、そんな衝動に駆られているのであれば、コンビニで衝動買いするのがオススメです。

コンビニにおいてある商品は単価が低いため、失敗したとしても大きな損失ではありません。

服やアクセサリーなら三万円の失敗もあり得ますが、コンビニはせいぜい300円くらいの失敗で済みます。

最近では、プチプラコスメも充実していますし、コンビニスイーツなんて地下街のスイーツ店と引けを取らないくらいのクオリティです。

どうしても衝動買いをしたくなったらコンビニを検討してみてください。

ミニマムな財布を使う

長財布から小さい財布にしてみてください。

実は、小さい財布にすることでも浪費癖を抑えることもできます。

財布に入ってる金額に応じで、あなたの消費行動に影響されます。

財布の中にあるたくさんのお金と、クレジットカードはあなたの気持ちを大きくして、無駄遣いを発生させるリスクを高めているのです。

身に着けるものの価値を下げる

人は知らず知らずのうちに、「所有物」でランクをつけています。

全身ユニクロの服で、高級レストランに行こうとする人はいないでしょう。

つまり、身に着けているもののランクに引きつられて消費行動は大きくなっています。

もし、あなたが背伸びして購入した「高級ブランドの財布」を手に入れたのであれば要注意です。

なぜなら、あなたの生活水準より高いランクの物に消費行動が引き寄せられてしまうリスクが上がります。

この心理を逆手にとり、身に着けているものの価値を下げてしまうのは、浪費癖を治す上でオススメな方法なのです。

まとめ:私の浪費癖が治った方法

ここまでご覧いただきありがとうございます。

私が浪費癖を治すために実践した方法をもう一度まとめます。

浪費癖に効果がなかった方法

  • 家計簿を付ける
  • 先取り貯金する
  • 我慢する

浪費癖に効果があった方法

  • 子供が産まれて意識が変わった(変えた)
  • 家計簿アプリを使った
  • 部屋のものを徹底的に断捨離
  • ミニマムに生きる
  • 日本円以外で貯金する

また、家計簿をつけることで隠れた浪費を洗い出せます。

家計簿をつけたことがない人でも家計簿アプリを使うことで自動入力されるので、継続して運用できるはずです。

まずは、家計簿アプリから始めてみてはいかがでしょうか。

以上でこの記事は終わります。少しでもあなたの参考になれば幸いです。

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