オタクは浪費癖の原因は?浪費癖を治す方法と体験談を解説!
アニメや漫画が大好きなオタクたちは、しばしばアニメグッズを大量に購入することで知られています。
私自身、オタクでアニメグッズを大量に買い漁っていた過去があります。
しかし、その行動にはどんな心理が働いているのか気になる人もいるでしょう。
そこで、オタクの浪費癖がヤバイ理由と浪費癖を治す理由について自身の体験談を交えて解説していきます。
オタクの浪費癖と費用を分野別に調査
オタクと言っても様々なオタクがいます。
- アニメ
- アイドル
- ゲーム
挙げたらきりがありませんが、今回は先ほど挙げた3つのオタクの浪費癖について詳しく見ていきましょう。
※株式会社矢野経済研究所の消費者アンケート調査を参考にしています。
アニメオタクの浪費癖は?
アニメオタクがかける費用は以下の通りです。
- グッズ・DVD代:10000円~
- サブスク代:5000円~
- 漫画・ラノベ代:5000円~
- イベント・遠征代:5000円~
年間消費金額(平均):20,943円
アニメオタクは声優さんのイベントや、推しの新グッズが販売されたらそれらに購入するようです。
イベントの開催地が都心付近なので、地方のアニメオタクは遠征費にも惜しみなくお金を浪費しています。
アイドルオタクの浪費癖は?
アイドルオタクがかける費用は以下の通りです。
- グッズ・DVD代:20000円~
- ファンクラブ費:5000円~
- 遠征費:50000円~
- ライブ・コンサート費:20000円~
年間消費金額(平均):81,085円
アイドルオタクもアニメオタクと同様に、遠征費用にお金をたくさん費やしていました。
特に、アイドルの握手券チケットやK-POPアイドルの遠征代として、たくさん浪費している人は多いようです。
ゲームオタクの浪費癖は?
ゲームオタクがかける費用は以下の通りです。
- ゲームへ課金:20000円~
- ゲームグッズ:10000円~
- イベント代:10000円~
年間消費金額(平均):37,800円
ゲームオタクは目当てのアイテムやガチャを回すために、たくさんお金を費やしているようです。
なぜオタクの浪費癖がヤバイと言われる理由
オタクの浪費癖がヤバイ理由は以下の通りです。
- オタク仲間も狂ってるから
- 推し活で大量にグッズを購入するから
- 頻繁に新グッズが販売されるから
- 物欲を満たしたい(コレクター気質)
- 特典付きCDの売り方
私の体験談を交えて解説していきます。
オタク仲間も狂ってるから
オタクコミュニティでは、アニメグッズの購入が一種のステータスとして捉えられることがあります。
同じ作品を愛する仲間たちが新しいグッズを手に入れると、自分も負けじと購入したくなるものです。
例えば、友人が最新のフィギュアを手に入れたとSNSで自慢しているのを見た瞬間、自分も欲しくなってしまいます。
私自身、あるアニメのフィギュアが欲しくてたまらなかった時期がありました。
しかし、友人たちがアニメのフィギュアをSNSにアップロードしており、私も「これを持っていないと仲間外れになってしまうのでは?」という不安に駆られ、つい高価なフィギュアを購入してしまったのです。
そうして、仲間内で金銭感覚は麻痺していきました。
推し活で大量にグッズを購入するから
「推し活」とは、自分の好きなキャラクターや声優、アイドルを応援する活動のことを指します。
この推し活の一環として、関連グッズを買い漁ることがよくあります。
推しキャラの新しいグッズが発売されると、それを手に入れたいという強い衝動に駆られます。
私の推しキャラがいるアニメのグッズが出たとき、最初は「これだけ買えば満足だろう」と思っていたのですが、次々と新しいグッズが出るたびに「これも欲しい、あれも欲しい」とエスカレートしていきました。
オタクという生き物は推しキャラのグッズを「購入することに」快感を覚えるのです。
結局、部屋中がグッズで埋め尽くされることになり、財布の中身もスッカラカンになってしまいました。
頻繁に新グッズが販売されるから
アニメ業界は常に新しい商品を提供し続けています。
キャラクターの誕生日やイベントに合わせて限定グッズが販売されることも多く、それに飛びつくオタクも少なくありません。
限定という言葉に弱いのは、オタクだけではなく、多くの人に共通する心理です。
物欲を満たしたい(コレクター気質)
多くのオタクにはコレクター気質があり、好きな作品やキャラクターのグッズを集めることで満足感を得ることができます。
このコレクター精神が強く働くことで、次々と新しいグッズを購入する動機が生まれます。
私自身も、あるアニメのグッズを集めることに情熱を注いでいました。
最初は小さなキーホルダーから始まりましたが、次第にフィギュアやポスター、さらには服などのアパレル商品にまで手を広げていきました。
集めれば集めるほどコレクションが充実していく喜びがあり、それがまた次の購入を促してしまうのです。
特典付きCDの売り方
同じCDを大量に購入している光景をテレビで見たことありませんか?
一般の目から見たら明らかな「浪費」となりますが、オタクはCDについている特典のために大量購入しています。
オタクをターゲットとしたCDには、握手券や限定イベントへの応募券と言った特典が付属して販売されるケースが多いです。
特典をたくさん手に入れる為、同じものを大量に購入してしまうのです。
オタクの浪費癖が治った成功事例
アニメや漫画が大好きなオタク生活を送っていると、ついグッズに手を出し過ぎてしまいがちです。
しかし、オタクだった私が浪費癖を克服した方法を通じて、皆さんも無駄な出費を減らしつつオタク生活を楽しむためのヒントを得られるかもしれません。
以下に、私が実際に実践した方法を詳しく紹介します。
- 家計簿アプリを使う
- 部屋のグッズを断捨離
- お金のかからない趣味にハマった
- SNSを辞めた
順番に見ていきましょう。
家計簿アプリを使う
まず最初に効果があったのが、家計簿アプリの使用です。
初めは「紙の家計簿」で家計の管理を試みましたが、結果として失敗でした。
自分で集計や計算するのが億劫になり、継続することが出来なくなったのです。
しかし、家計簿アプリなら口座とクレカを紐づけておけば、自動で入力されていきます。
なので、ズボラな私でも家計簿の継続が出来たのです。
毎月どれくらいの金額をグッズに費やしているのかが一目瞭然となり、無駄遣いに気づくきっかけになりました。
アプリには支出のカテゴリー分けができるものもあり、「アニメグッズ」「食費」「交通費」など自動で分類してくれます。
これにより、どの分野にどれだけのお金を使っているのかが明確になり、節約意識が自然と高まりました。
部屋のグッズを断捨離
次に取り組んだのは、部屋のグッズの断捨離です。
集めてきたグッズを手放すのは、心苦しかったですが、浪費癖を治すという強い意志で断捨離を決意しました。
断捨離の過程で気づいたのは、持っているだけで満足していたグッズが多かったことです。
部屋がスッキリして、部屋に物を置きたくないという気持ちが生まれて、グッズに浪費してしまうことも減りました。
お金のかからない趣味にハマった
浪費癖を克服するために、新しいお金のかからない趣味を見つけることも重要です。
私は読書と無料で楽しめるFPSゲームにハマりました。
少ない費用で楽しめる趣味がふえ、グッズに浪費することは無くなりました。
SNSを辞めた
SNSの影響も無視できません。
私の場合、公式アカウントの新グッズの発売告知や、新しいグッズを購入して自慢する投稿を目にすることが多く、それが購買欲を刺激していました。
そこで思い切って、アカウントを削除、アプリもアンインストールして一年ほどSNS無しの生活を送りました。
SNSを辞めると、情報の洪水から解放され、自分のペースで生活できるようになり、物欲も減ったのです。
浪費癖を治したいオタクがやっちゃダメなNG行為
オタク文化を楽しむことは素晴らしい趣味ですが、ついついお金を使いすぎてしまうことも多いですよね。
浪費癖が治らずに困っているオタクの皆さんに向けて、今回は避けるべきNG行為をまとめました。
NG行為は以下の通り。
- クリアファイルを全種コンプリート
- 予算を決めずに推し活
- 依存する
これらを意識することで、無駄遣いを減らし、より賢く趣味を楽しむことができるようになります。
クリアファイルを全種コンプリート
クリアファイルは、アニメやゲームのグッズとして人気があります。
手軽に購入できる価格帯と、多種多様なデザインが揃っているため、ついついコレクションしたくなりますよね。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
気がつけば同じキャラクターの異なるバージョンのクリアファイルが部屋中に散乱している・・・。と言う経験があるのではないでしょうか。
クリアファイルを無制限に購入することは、無駄遣いの典型例です。
これを防ぐためには、クリアファイルは一種類だけに絞るルールという設けましょう。
クリアファイルをたくさん使うのであれば無駄遣いではありません。
しかし、使う予定がないのであれば必要以上に買うのはやめましょう。
予算を決めずに推し活する
推し活、つまり自分の好きなキャラクターやアイドルを応援したりグッズを購入することは、楽しく充実した時間を提供してくれます。
しかし、予算を決めずに推し活をすることは、浪費の原因となり得ます。
推し活をするなら、予算を設定することが重要です。
例えば、収入の5%を推し活に充てると決めると、その範囲内で最大限楽しむ工夫をするようになります。予算を守るために、どのグッズを優先するかを考える習慣も身につきます。
予算の組み立てには先ほど紹介した「家計簿アプリ」が便利です。ぜひ推し活の予算管理に利用してみてください。
依存する
オタク文化は時に熱狂的になりやすく、趣味に依存してしまうこともあります。
しかし、依存しすぎることは、精神的にも経済的にも良くありません。
まず、自分が趣味にどれだけの時間とお金を費やしているかを冷静に見直すことが大切です。
趣味が生活の中心になりすぎていないか、他に大切なこと(仕事、家族、友人との時間など)を犠牲にしていないかを考えましょう。
また、依存しすぎないために定期的に趣味から離れる時間を設けることも有効です。
例えば、週に一日は趣味に関連しない活動をする日と決めるなどしてみもいいでしょう。
新たな視点で、依存しすぎず趣味を楽しむことができるようになりますよ。
まとめ:オタクの浪費癖がヤバイ理由と治す方法
ここまでご覧いただきありがとうございます。
オタクの浪費癖の原因と、治す方法についてもう一度まとめます。
オタクの浪費癖の原因
- オタク仲間も狂ってるから
- 推し活で大量にグッズを購入するから
- 頻繁に新グッズが販売されるから
- 物欲を満たしたい(コレクター気質)
- 特典付きCDの売り方
オタクの浪費癖が治った成功事例
- 家計簿アプリを使う
- 部屋のグッズを断捨離
- お金のかからない趣味にハマった
- SNSを辞めた
今回の記事ではオタクだった私の経験談をもとに、浪費癖の治す方法について紹介していきました。
少しでも参考になれば幸いです。
また、以下記事でも浪費癖を治す手段を詳しく解説しています。よければ参考にしてみてください。
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